詩人:秋庭 朔
澱んだ池でお口をパキパク。新鮮な空気を欲しがりながら綺麗すぎる水の中では生きてけない。そこ以外にない、狭苦しい世界で呼吸困難の青息吐息。笑えない現実に心底笑わなくてもあははと明るく開いた語感発してれば、気持ちはあとから、付いて来る。逃げ出せないなら笑ったもん勝ち。笑い方忘れたなら、なんぼでも笑われたるから、いま笑えすぐ笑え憂鬱なムードは木端ミジンコ。