詩人:蒼ノ天使
もう一度
君のいない道を行く
忘れた何かを
得るために
空が赤く染まってく
ただ立ち尽くすだけの毎日
忘れたくない
君の寝顔
忘れる前に
何処か遠くまで
君を奪って逃げる
光りだした
あの空の上で
神様は
微笑んでいるだろうか
時々揺れる
君の髪
香り…風運ぶよ
笑い合う暇さえ
奪われていった
揺るぎない時の風に
どうしたらいい?
君の笑顔
絶やさないためにはさ
何ができるだろうか
等身大の気持ちが
僕を強くしてくれる
たとえ
綺麗事であれ
時々笑う
君の頬
明日に涙流すよ…
永らえる気持ちさえ…
君との思い出だって…
笑った時の君だって…
全部全部抱き締めて
走り出すんだ
もう忘れ物なんてないはずさ
君が今
僕の腕の中にいるなら
だからもっと遠くまで
走って逃げる
君の笑顔が
絶えないように
遠くまで
遠くまで
そしてもっと強く
抱き締めるんだ
たとえそれが
綺麗事で飾られた
恋であれ
力強く
力強く
そうさもっと嬉しく
頬よせて
幸せにしてみせるさ
不器用な恋物語
二人だけの
幸せを見つけに行こう…。