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詩人:チェシャ猫
君といた夏 見上げたソラに咲イテいた
名前も知らない花と君を多分ずっと忘れない
思い出の中振り返る君は微笑っているから・・・。。
君を思うと眠れない・・・
なんて想い知らずにいたし
これからもきっとそうだけど
初めて見た誰かを キレイだと思ったあの瞬間だけは
ずっとずっと
君色に染まり続けている気がした・・・。。
同じ夜に同じ星に抱かれて同じ夢を見たとしても
その気持ち 言葉にできるほど大人じゃなくて
僕はただ届かないソラに手を伸ばした
小さな女の子が その小さな手を合わせて
流れる星に願うように・・・。。
君の事なんて全然知らなかった僕は
僕の言葉で流れる君の涙にも 気付かずにいて
もう取り返しがつかなくなった頃に初めて
この手から滑り落ちた 大切なものに気が付いたんだ
名前も知らないあの星が
耳元でそっと奏でる子守唄のように
君を抱きしめられていたら
・・・なんてもう遅すぎるけど
君といた夏 見上げたソラに咲イテいた
名前も知らない花と君を多分ずっと忘れない
涙で滲んだ星に
もう・・・君はいなくても・・・。。