詩人:どるとる
世界一僕が君を愛しているように
世界中の人々が誰かを愛してまたその誰かに愛されている
素敵な繋がり
素敵な笑顔が咲いてる
愛があるところには幸せがかならずあるものさ
だから君は幸せなのかな
聞くまでもなく幸せそうなその笑顔
思わず人は口に出している 世界でいちばん短い愛のうた
うたってるつもりはなくても誰しもがうたってるんだ
愛していると言ったその言葉こそがこの世界でいちばん短い愛のうた
ほらまた聞こえた
雲の向こうから
世界の反対側から
今日も確かに誰かが
言っているよ
少し恥ずかしそうに
だから僕も恥ずかしがらないでうたうのさ愛のうた
君に愛してるって
世界一愛してるって言おう
今日も明日も
嘘じゃないのさ
聞いてほしいのさ
夜も朝も
出任せじゃないよ
口がすべってもないよ
本当の気持ちなのさ
大げさでもないよ
今 涙がこぼれてしまうくらいの気持ちを君に伝えよう
愛のうたをうたおう
世界中が愛のうたをうたおうぜ
誰かに愛されたら
誰かを愛してみよう
誰かに愛されたいなら
誰かを愛してみよう
まずは愛すことから
自分以外の人を愛すことから始めよう
そしたら人からも愛されるから
いつの間にか愛し合えるから
世界一好きな人って
お互いがお互いに見つめ合う人を愛せるから
うたをうたえば世界中が輝くだろう
今 地球のどこかで世界一愛するべき人へうたいたいな
永遠に変わることのない不変の真実をうたにして
こぼれてゆく涙を
その悲しみも
うたにして
たくさん咲いている花の中でも世界中にたったひとりの君に 君だけに聞いてほしいうただから
他の人には関係ないかもしれないけれど
そんな気持ち
誰にもあるだろう
だから僕だけに言えることじゃないんだ
君も踏みとどまってるなら うたってしまえ
孤独な夜は終わりにしよう
夜明けを呼ぼう 心をひらいて。