詩人:Bob
フラフラと出て行ったと思ったら
たまに帰って来て
喉元をかいてやると
嬉しそぉに喉を鳴らし
俺の手から餌をやると
美味しそぉに食べて
最後に俺の手を舐める
それから一緒に風呂に入って
泥を落としてやろぉとすると
いつも逃げよぉとした
ドライヤーに気持ち良さそぉに
毛をなびかせて
やがて俺の膝にもたれ掛かり
居心地良さそうに眠るから
俺は動けなくなって
君が起きるまで
俺はただ我慢して
朝まで君を撫でていた日もあった
それでも愛おしくて…
いつだって
いつのまにか居なくなって
いつのまにか帰って来てた
そんなだったから
また帰って来るんじゃないかって
今でも忘れられずにいる
今でも心のどこかで
君を待ってるんだ
猫のように気まぐれで
猫のようにしなやかで
猫のように美しく
猫のように愛おしい
君を.....