詩人:月島レナ
街の真ん中で
ふと空を見上げると
虹が架かっていた
とてもキレイな虹だった
その虹を見てるだけで
幸せな気持ちになれた
気がつけば周りの人達も
その虹を見上げていた
その人達の顔は
とても穏やかだった
みんな優しい顔をして
温かい目で虹を見ていた
虹は一生懸命
生きている人達への
神様からの贈り物
だったのかもしれない
幸せは案外 自分の近くにあるのかもしれない
あなたはいつも
地面を向いて歩いてるから知らないだけ
少しだけ顔を上げて
前を見てみれば
ほら、こんなにも
キレイな景色がある
こんなにも穏やかな
時間が流れてる
太陽の眩しい光を浴びて
こんなにも、みんなの
笑顔が輝いている