詩人:快感じゃがー
雨の日の
虚ろな空と
静けさ
とてもやさしくて
とても
温かくて
きっと
世界は
今日も
なんとなく回る
それは
想像でしか
知りえない
私の
許容を超えた
処の出来事
ねえ
人は
言葉を
巧みに遣い
より
愛し合う方法を
考えてきたけれど
それが
人と人との距離を
逆に
広げている様にも
感じるよ
目と目で
会話すること
お互いの心を
感じること
言葉に頼りすぎた
ふたりは
もう
愛について
考えるのをやめた
そして
すべてが退化したとき
私達は
すっかり
愚かな生き物に
なってしまったんだ
2008/06/02 (Mon)