詩人:みどり
嫌なものだけを集めた結果、あたしは嫌な奴になった。唾を吐き、走りだす。目指すものが無いのだから、ゴールなんて無い。正直、何から逃げてるのかも分からない。呼吸が乱れ、足がもつれ、感覚が無い。でも、止まることは許せなかった。何かに追われている。時間だろうか?アイツだろうか?社会だろうか?…自分だろうか?