|
詩人:evans
1878年から
開拓の歴史を見つめてきた
白い木造の建物
赤い屋根と星印
「あぁ 北の街へ来たんだなあ」
改めてそう感じた
写真で見たのと違うイメージ
思っていたよりも小さかった
ビルの谷間にひっそりと
佇んでいたからかもしれない
明治時代
開拓使の苦労のお蔭で築かれてきた
碁盤の目のように整備された街
遠く山々を望み
ポプラ並木の美しい
路面電車の走る北の街
ロマンのまち さっぽろ
♪この道は いつか来た道♪
♪ああ そうだよ♪
♪アカシヤの花が 咲いている♪
(北原白秋 作詞 山田耕筰 作曲)
札幌駅ホーム
夜行列車を待ち列に並ぶぼくらの耳に
鐘の音とともに聞こえてきた
優しく懐かしい郷愁のメロディ
あの感動的な音色は
いまも耳から離れない