詩人:一本道
木と木の隙間から木漏れ日が差し込みこの森のあちこちから生命の歌声が響き渡る風が吹込み草々が生命の踊りを披露する光が雲に遮られ生命の歌声がとまり風が止まり生命の踊りがとまり一瞬静まりかえる森一つの生命が消えた瞬間だったやがて、また木漏れ日が差し込みあちこちから歌声が響き渡り風が吹込み草々が踊りを披露した一つの新たな生命が誕生した瞬間だった