詩人:孤 花
毎日毎日毎日毎日電車に揺られてこのまま何処かへ行ってしまいたいとさえ思うのにしっかり同じ駅で降りている終点は人が溢れかえる場所逃避の道は長くは続かないゆらゆら揺られて毎日毎日毎日毎日同じ場所へ日常は日常でしかないわたしの現実は小さいから忙しさに追われて夢をみることさえ忘れる最近は綺麗なものを目にしていない綺麗な想像も描けない日常は日常でしかないから毎日毎日毎日毎日電車に揺られて行って帰って今日は何を得てきたのだろう