詩人:林家
僕の中の黒い物、すべて吐き出してしまえれば良いのに。それを全部瓶に詰めて蓋をして、海に投げ込んでしまえれば良いのに。しかし現実の僕は、自身の白い欲望を君の中に吐き出してしまう。君を傷つけたくないはずなのに、今日も僕は欲望を君に押しつけてしまうのだ。僕の熱い欲望。君は感じているのだろうか?誰よりも君の幸せを望んでいるはずなのに。君の爪がまた僕の背中に傷を付ける。愛しているよ…