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詩人:旅人モドキ(左利き)
たれながしてある
きせきのせいかんなどとたわごとがあふれ
おれにいわせりゃくだらないきまりもんくだろ
ししゃやゆくえふめいしゃがいるんだから
かぞくのきもちはおいてけぼり
きみはひとごとだからくちばしれる
おんなじめにあったならとそうぞうしやがれ
でっちあげてある
あまったるいことばやたいどにふりまわされ
おれにはいきあたりばったりにおもえてむしろ
かがいしゃがかわいそうなきもするから
かねづるをむさぼってつなわたり
きみこそがみずからをだましている
それぞれのしあわせをおもいやれるひとであれ
とりつくろいである
ふざけたけっかがおもすぎていいのがれ
おれからすりゃひがいしゃのむねんさをうけとめろ
いたずらのつもりではなったら
おもいがけなくふかくつきささり
きみのじんせいにもきずあとがのこる
けっしてつぐないをもってでもいやせないとおもいしれ