詩人:アル
傷は外気に触れてる方が乾き易く治りも早い恥は天日で乾した方が後学の糧にもなる飛ぶ鳥は後を濁して羽音が残す波打つ余韻水温の冷たさかこちながら足ることを知らずに次から次へと渡り歩く逆風に喰らう往復ビンタ楽園楽土は足もと以外の何処にもない達観したつもりの薄く平たい風見鶏自らは翔び方を知らない