詩人:まとりょ〜鹿
ベッドに投げ出された壊れた人型のおもちゃ接吻を交わそう。嘘を吐き続けたスピーカー音の掠れたスピーカー接吻を交わそう。現実の微かな幸せを見つけ出せずに愚かな幻想に浸り続け夜になったら闇が襲い、昼になったら光に溶け出してゆく躰。不確定で不安定で闇の中で愚かな君と私で接吻を交わそう。