詩人:白茹たま
3のボタンを3回2のボタンを2回それだけで完成する短い言葉携帯に滑らせた指先紡ぐことができない33322届けない 届かない私の指先は震えていた333223332233322心の中でなら何度だって打ち込めるそれなのにこの指先は動かないたった二文字を紡ぐことさえ今の私にはできないの