詩人:ℒisa
全てから
逃げ出したくなったり
全てを手に
入れたくなったり
周囲の人間は
『人間が嫌い』
な私の理由に
当てはまったり
かけ離れてたりで
全く迷惑な事に
困惑してしまう
『好きな人間』が
去って往く後姿を
見たくない目
『さようなら』
嘘の『またね』
そんなの
聞きたくない耳
私の全てが
ここから
逃げ出したいって
叫んでいるよ
この碌に
歩けもしない足で
どこまで行こう
何が怖いって
人の優しさが
一番怖いの
私にはもったいない程の
その優しさが
いつか貴方を
傷つけてしまう様で
逃げ出してしまいたくなる程
痛くって