詩人:旅人モドキ(左利き)
豪雨がはなはだしくばしゃばしゃふりつづけるしゆうべはこおりついてしまうほどの流星なんであちらこちらからのべつまくなし融けてどろどろになった鉱石をきらりきらりと輝かせるのか雷や胸がぺしゃんこにつぶれるようなきらめきのはてから明るみにでてしまったものがみるみるうちにあらわになるあそこは炎のおどる成層圏からひゅるりひゅるりとほうりこまれた旋律がとめどなくあふれだすとすればきみのかなでる音こそがひびきわたるからだ