詩人:ゆなぎ
生まれた日が過ぎてった。あっと言う間に、あっさりと。実感がわかないのは実感したくないからだった。あの頃から老けないキミとキミをおいて行く自分と。あの日のキミから離れてく自分。あの日からのキミに近付いてく自分。嬉しいのか、悲しいのか。結局は瞼閉じるまで約束を守るんだ。世界一幸せだと言える人生を。優しいキミの優しい願いを叶えるために今年もきたよ、ハッピーバースデー、僕。