詩人:凜一
どんなに想っていても
報われない恋だってある
そんなこと
分かってる
でも
諦めたくないんだよ
こんなに想ってる
想われなくちゃ意味ないって知ってるけど
止められない
どうしてだろうね
どうしてこんなに好きなんだろうね
どうしてだろうね
どうしてあたしばっかりなんだろうね
辛いよ、苦しいよ
泣いてる時だってあるよ
追いかけるだけなんて
厭だよ
やめられるもんなら
とっくにやめてるよ
ああ
また泣きそうになる
あなたの笑顔とか
怒ってる顔とか
全部ごちゃまぜにしたら
あたしになるんじゃないかってくらい
あたしの隅々まで
あなたでいっぱいなのに
こんなに
あなたに振り向いてほしい人間は
他にいないのに
このまま諦めないでいたら
神様は味方してくれる?
あたしたちを一つにしてくれる?
だれか教えて
そんなことばかり考えているから
答えが出せないの
好きになってしまったの
神様のいじわるで
愛してしまったの
もう仕方ないの
あなたは知らない
あなたの知らないところで
あなたを想いすぎて
泣いてる馬鹿なあたしを
神様
いじわるやめようよ
いいかげん一つにしてよ
あの人があたしのものになるなら
何もいらないから
どんなに想っていても
報われない恋だってある
神様は言う
諦めてしまえばいい
神様は言う
けどそれは
答えじゃない
答えが出るまで諦めないよ
好きな気持ちがなくならないんだから仕方ないよ
神様
頑張ってるあたしを見て
あたしの味方になって
あの人の運命に
あたしを乗せて
最後まで諦めなかった
強いあたしを