詩人:沁漉
君と二人で描いた景色… いつか交わした約束… 指切りげんまん悲しくて…。 寒い夜にはよく二人で温めあったね。 君が頬笑む顔…懐かしいよ。 君は僕との別れの時言ったね。『泣きたくなったらここで泣いていい?』。 本当はわかっていたよ。 最後、あれが君のそばにいられる事…。 わかっていたけど何もできなかった。 君の傷に比べれば、ずっと楽な物だよ。 あんなに傷つけてしまったのに最後まで無理して笑ってくれてありがとね。