詩人:鰐句 蘭丸
出会わない時は 一年に一度も会わないのに
会った時は 身内や親友より 健康や生活や子供の事を気に懸けてくれる
知り合って 10年以上も経つのに 連絡先の交換はしない 互いの住家は知っているのに 余程な事でも無ければ 訪ねない
友達の友達として知り合って
未だ
風貌も生き方も変えられずにいて
まるで 他の生き方も風貌も変わってしまった 同級生 にもおいてきぼりにされた タイムスリップ的 感覚すら覚えてしまう
わりと 悪い人生じゃないな そう思える
そんな 友と 久しぶりに会ったんだ