詩人:大示
愛していた言えなかった最後の言葉溶けゆく私の体暖かい冬 憎らしい初めて出会った枯れた桜の木の下であなたを待っていたあぁ、どうか一目だけでもせめて、あと一言だけ狂い咲きの里桜残雪(ざんせつ)の命を抱きしめて伝えるのは最後の想い『あなたに会って愛を知りましたどうか幸せに』ねぇ、叶うならばあと少しだけ抱きしめて もう溶けやしないからこのままで