詩人:ハoィンロ
あれは何年前のコトだったかな
わしが十九の頃
仲の良いツレがおってのぅ
ソイツの名前が確か…
そぅ゛門永良人"じゃ
よく一緒に遊んだもんじゃ
わしは「ぱいん」と呼ばれておった
奴は気まぐれじゃけど変な所でシッカリしとってなぁ
今になって出てくる思い出が奴と遊んだコトなんじゃ
そりゃぁわしだって恋もしたわぃ
甘酸っぱい思い出もあるさ
でも 今気付いてみれば
いつも傍にいてくれたのは奴なんじゃよ
ここで記憶が途切れてる
ただヒトツ言えるコトは
パインと言う名の老人の頭に
確かに生きた証 友情が
今も眠っている