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詩人:甘味亭 真朱麻呂
街の灯りが揺れて見える
遠くきこえる車のクラクション
涙をのむように悲しみに耐えた日々
僕はきっともう限界さ
君の細い両肩を
そっとやさしく撫でるように
僕は君に口づける
最後のお別れのキスをした
おやすみグッドナイト
街は眠りに着く
静かな灯りだけが揺らめいて
僕と君の繋がれた手と手をゆっくりと離していく
明日にはきっと別々の何でもない他人
だからこそ今となってはどんな言葉でも役には立たない
だから潔くさよならさ
その方がお互いに気持ちがいいだろ
おやすみグッドナイト
キミと別れを告げてから
夜寝るときに思うことだけど
ベッドが怖いくらいに広く感じる
君のによいがほのかに残るダブルベッド
こんなこと言うのもなんだけど
キミには幸せになってほしい
おやすみグッドナイト
oh my darling
oh my honey……。