詩人:感動マニア。
いつも自分のどこかにあるのは
認めてもらいたいということで
"誰か"にじゃなく、でも誰に
認めてもらいたいのか判らない
周りの人たちはだいたい優しくて
何か不自由があるわけでもない
でも何かが足りていない、って
思ってしまう
いつも"もう少し"多く求めてしまう
だから大事なはずの人を苦しめて
自分も苦しくなって、疲れて…
きっと、僕が求めていることは
雲を掴むような形のあり得ないもので
どんなにさがしても見つからない
そんな気がする
自分が解らないのに
他人の事なんて解らないと思う
自分を解ってもらおうなんて無理だ
いや、そうじゃなくて
黙って抱き締めてほしいだけ
まだ小さい頃にされたみたいに
あれから何も変わってない自分は
きっと寂しさに似ている