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[67497] 僕が惨めな帰り道

詩人:シア

四時十五分
学校帰り
校門で友達と別れた
後ろには女子の先輩が五人ほど
10キロはあるであろう鞄を背負い
私は走り出す




…転んだ




先輩達と目が合う
両者とも放心状態
地べたに座り込んだ僕

たたなくちゃ

鞄が重くてうまく立ち上がれない


やっと立ち上がる
後ろから聞こえる笑い声


僕はまた走り出す

しかし信号…

隣りに先輩達が来る


かなり笑いをこらえてる


あの信号待ちの瞬間

私より惨めだった人が何人いただろうか


私は上位に入っている気がする

痛くて
恥ずかしくて
惨めで

なんであの時走ったんだろう



絆創膏を貼りながら考えている

2006/02/23 (Thu)
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