詩人:どるとる
ちょっとまだ遠い季節の夏のカンカン照りの炎天下の空の下に元気いっぱいに咲くひまわりみたいに
君は僕をバカみたいにね笑って 悲しいことなんか 忘れさせてくれるよ
こっちまでなんかばかばかしくなってくるよ
最後は自棄だと
自分を言いくるめましてばかみたいに笑おう
時にはそんなふうにばかになるのも必要なことさ
君が教えてくれたよ
だから僕は本当に悲しいときには笑うのさ
ごまかすんじゃない
ただばかだから笑うだけさ
『わっはっはっは』
炎天下の空の下で
咲くひまわりのように
僕は高らかに悲しみを前に笑う 笑う 笑う
開き直ったように
ひまわりになって。