詩人:甘味亭 真朱麻呂
時間が経てば経つほどに
愛は深みを増す
重なり合う手と手が描く明日
それは僕らにしか見えない
きっと素敵な毎日が待っている
悲しむことはない
きっと寒い冬が終われば
温かな風が吹く春へと変わるから
そのために僕は今
僕らは今
やるべき事を探してる
求むる夢を見つめてる
代わる代わる過ぎる
季節の中で
何かをまた失くして
何かをまた手にした
目覚めた時には
もう大分時間をくってしまった
それでも僕は
春を待つ
もう大分突き放されてしまった
それでも君と
春を待つ
幾度の冬を乗り越えて
僕らは静かに
春を待つ
僕らは抱き合い
春を待つ
静かに静かに
春を待つ。