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[35525] 泓Dしい悲劇

詩人:沁漉

君にあの時…見逃す事をやってあげれば今頃、幸せだったのに…。 あんなに傷つけてしまったのに…君は最後まで涙こらえて笑ってくれたね。 どうしてそんなに君の瞳は優しいの? もぅ雪も溶けていくよ。 まるで君が僕から離れて 行くようで…。 優しすぎる悲劇が僕を悩ませるよ。 もぅ後悔しても遅いね。 君を想う嫉妬だけがつのるばかり…。 君にさよなら告げた白い息だったのに、もぅすぐ雪も溶けて、また新しい季節風がくるよ。 その時、君も風になって僕の所へ来て? 僕がみた夢は風に溶け込む君がいた。なぜか哀しげに咲く花の上にとまったよ。

2005/05/26 (Thu)
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