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詩人:甘味亭 真朱麻呂
時間は時に残酷で大切なものを奪っていくよ
だけれど時間があるおかげで知ったこともある
時計の針がゆっくりと時を刻む
大人へとなっていく僕に何の言葉もなく
時計の針はただいつも命を削る
嗚呼
忘れていく
何かに涙する夜も
嗚呼
薄れていく
記憶をいつまで
保てるかな
気づかない内に
僕は冷たくなってるのかな…
明日を探すため
自分の夢を見出すため
未来という時の中へ
止まらずに
逃げ出さずに
僕はこのまま
歩いて行くさ
ゆっくりと
僕らのペースで
焦らず急がす
空でも眺めながら
歩いて行こう
何処までも
君と行こう。