詩人:どるとる
爪先から脳天まで
君を落とす哲学でいっぱいいっぱいなんです
破裂してしまいそう、そんな僕です
様々な思考が渾然一体と化したこの街はまるで芸術家のためのストリート
メインストリートからちょっとはずれた隠れ家的なおしゃれな店で君とお茶する
僕は焙じ茶
からだの芯まであたたまるよ
言葉がふいにとぎれたとき 僕は焦り
言葉をつなげなきゃと無理やり会話を投げる 僕だけれど
そんなことはやめてよと君は歌うように言うから
僕は安心したようにふーっと息を吐くのさ
真っ白な
明日のまた明日まで
ずっとずっとずっと
僕のスケジュール帳はハートで埋め尽くされている
大好きな君であふれてる
心もからだも君で満杯
デートも回を重ねるごとになんだか当たり前になってゆく
いい意味でね、特別になってゆく。