詩人:甘味亭 真朱麻呂
今僕の胸の中にある思い出
まだ未完成
若い僕はこれからももっと
思い出を作っていく
今よりもっと
今なんて比べものにならないくらい
思い出を作っていく
若い僕と同じ様に若い君で
明日も明後日も
思い出は増えていく
楽しくなくても
悲しい日でも
君と一緒にいるだけで
それはもう思い出
『今を生きろ』という
誰かの声を聴いた
目覚めたときには
季節はもう夏だった
振り返らずに歩く
道はとても長く果てしなく感じる
ただ君との繋ぐ手の温もりが安心させてくれる
きっと僕は
このまま行けるさ
何処までだって
君となら 君がいれば
このまま行けるさ
思い出を背に
いつまでだって
2人して行けるさ。