詩人:哀華
閉じこめられてやっとこさ解り始めた親指には茶色い二匹の悪魔と臭いそうな偽善者の言い分さあどうした戦う術は学んだはずだ未だ立ち上がれずに膝をついて気味悪く微笑んで銀色のハサミですりつぶすみたく擦り合わせた皮膚と頬今私を感じただろうこんな画面のすぐ奥に今己を感じただろうこんな画面のすぐ前に