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[196712] 夜雨

詩人:サエ

わたしはあなたを愛しているけど
結局1番は自分なのね

あなたの気持ちも知らずに
傷つくことを恐れて
勝手に距離をとっていた
姿が見えない今 身体で繋がれない今
信じられるのは 繋ぐものは
心だけなのに
わたしはそれも難しい

こんなに苦しいのに
あなたの声ひとつで眠りにつける
あなたで開いた穴は
どうしたってあなたでしか塞げない

あなたに会いたい
声を聞きたい 名前を呼んで 抱きしめたい
無性に…

今になってこんな恋に落ちるとは
知らなかったわたしに伝えたい
あなたもわたしも否定したくはないけど
好きにならなきゃよかった

遠くにいるあなたは
今夜眠る前わたしを想ってくれただろうか

時間が経って あなたを忘れていくのが怖いと
嘆いていたわたしに教えたい
時間が経つにつれ 忘れるどころか
毎晩目を瞑ると
ひとつひとつ鮮明にあなたが浮かんでくる

こんなに諦めの悪い女と思わなかった
わたしが終わると覚悟した日
あなたは終わらせてはくれなかった
その優しさは 今になってわたしを苦しめる
何ひとつ捨てる覚悟もない2人にはお似合いだ

2020/06/19 (Fri)
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