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[35208] 漱漱漱汕、する花漱漱漱

詩人:沁漉

人は大切な物を失って、初めて気付くよ。 君を嫌になった訳じゃないけれどあの時は君を選べなかった…君は優しさだけをくれたのに僕は不器用だからいつも傷つけちゃっていた。そんなあせる気持ちを必死に隠そうとしてる僕の戸惑いに君は涙を流していた。ごめんね?別れたのにまた出会える事だけを信じてしまって…。そんなの自己中って事わかってるけどなぜかまだ心の中で君を引きずっているんだ…。 別れた時、君が最後に歩いていく時、もぅ一度いつも以上に強く抱き締めたかった。 こんなに大切な人を失う事がつらくて、苦しいだなんて知らなかったよ。 君がそばにいたからずっと僕は支えられていた。 なのに深く傷つけていた。出会いは眩しいくらいに輝く街だった。愛される度に傷つけていた。 君は愛する事で傷ついて、僕は君の涙の数ほどずっと愛してた。君にただ届けたかった。愛する花を…。今はもぅ枯れちゃったけど、また同じ季節に咲くよ。きせつは君を連れてくるよ。ほら、君のはしゃいでる姿が今も僕の目に映し出されているよ。 この花のキラメキ君に届けたくて。鮮やかすぎる記憶にちりばめた夢みている一輪の花…溶けだす涙はすぐに凍りだすよ。季節は問い掛けるよ。 今僕が君にできる事は気持ちを涙に変えて両手に抱えきれない花を咲かせる事で、今すぐに君に会える事できてもきっと傷つけてしまうだけ…。 君を連れてきた風はなぜか不安げな花にとまった。 忘れたはずのガラスの恋…君を追い掛けた夢…今、思い出して孤独の夜を抱き締めた。 切なくて、切なくて、こんな想いが好きだった。 君が好きだった曲…なぜか耳をふさいだ…。 君に届けたい…再会の花を…。

2005/05/22 (Sun)
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