詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き
陽射しの欠片が瞼に突き刺さって熱くなって消えた僕が愛した あの歌のあの言葉を何度も思い返した午後ねえ もう二度と戻れないなら嗚呼 僕は息をすることをやめてしまいたい忘れるにはあまりにも美しい覚えているにはあまりにも切ない夏の肖像が 揺れている 窓辺。