ホーム > 詩人の部屋 > 尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋 > 砂の城 > 投票

尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋  〜 「砂の城」への投 票 〜


[195790] 砂の城

詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き


ねえ 僕の明日が
いつか跡形もなく
世界の終わりまで
歩くような

途方もない旅の日々
ページをめくるように
移ろいながら

町から町へ手紙を届けに
時には詩人のように
夜に隠れた悲しみを歌う

言葉にはできないから
目を閉じて広がる闇に
数多の命を描く

ほんの少し夜明けが
待ち遠しいような
窓辺に座り

月の光を浴びながら
今も消えない傷跡に
きれいなメロディ

涙も溢れていくほどに
絶え間ない孤独や切なさを
手のひらの上でもてあそぶ

あなたのただいまの声
何度聞いただろう
さよならは待ち構えてる

波にさらわれた砂の城
命もまた同じ道を辿るでしょう。




2019/07/05 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -