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[697] 『君と僕』

詩人:さつき

いつもの朝でも学校へ行けば君が居る。僕を待つ笑顔がある。
だから無理してても風邪引いてても迷わず君の元へ向かったよ。
いつも一緒に居たいから、いつも君の傍に居たつもりだった。
なのに君は突然「淋しいよ…。」って泣き出した。淋しくさせるような事したつもりはなかった。
僕の想いは伝わっていると思ってた。
もう終わりなのかな?君の想いも伝わって来てたと思ってたんだけどなぁ。
君と離れるのが怖くて何もかも崩れて行く様な音が聞こえたような気がした。
思わず掴んだ君の右手を一生離さないと誓った初めての夜。
今夜は君に恋焦がれるこの想いが届くようにぎゅっと手を繋いだままでいたい。

2003/02/10 (Mon)
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