ホーム > 詩人の部屋 > SADの部屋 > 九月 > 投票

SADの部屋  〜 「九月」への投 票 〜

  • SADさんの「九月」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[16634] 九月

詩人:SAD

せっかくの大きくて丸い月が
ビル達に隠されてしまって
電車の窓からでは
見続けることができない
重たそうな濃い黄色の月も
ビルの群れから抜け出した頃には
すっかり色も褪せ 力を失っていた
いい加減慣れきった夜勤でも
何でこんなことしてるのだろうって
思ったりする 
こんな月の日に思ったりする

壁を這う蔦が怖いぐらいに勢いよく
生きていた
日が当たらない側の壁は
一面深緑色に見えた
重力に引っ張られているのか
行き場を探しているだけなのか
下へ下へと伸びていた
電車を待ちながらずっと見ていた
何で生きているのだろうって
何を探して生きているのだろうって

2004/09/02 (Thu)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -