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[23894] セレスティアル・ゲート―約束―

詩人:

聖なる冬の暁の前に
優しさ見付けていた
孤独を見つめていた
振り返る道程を辿る

二人で唄を歌った月
明日は私の誕生の夜
誕生の詠を独り呟く
聖夜の詠を寒く囁き
舞い上がる白い吐息
消えてゆく空の彼方

流した涙の重さには
必ず意味があるから
辛い時間を費やして
購いの刻を終にして
長い長い雨は去った
曇り空は晴れたから
信じていいかな…?

星座が観えてきた夜
流れ星は何処へ落ち
何処から昇って来る
それでも聖なる夜は
此処へとやって来る

繰り返す想像の一夜
誰が通れる神聖な穴
小さなこの箱の中は
永遠に愛す事の証し
永久に輝く夢を探し
二人での未来を約束
遥かなあの頃の約束
今こそ心に誓うから

すれ違う恋人達の姿
横目で羨む瞳の欲情
寄り添いに輝く脇に
息を潜める様に居る
道端に咲く花の様に
ひっそりと待ってる

二人が出会った聖地
思い出の場所だから
約束を覚えている…

寂しいのは慣れてる
震えても待ってる…
寒いけど少しだけ…
暁の日が来るまで…
…信じて…いたい…

希望の光がくれた…
エンゲージ・リング

2004/12/24 (Fri)
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