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[190616] 星を数えて

詩人:清彦

誰か来たみたいだね

静かにしておいて

抱き寄せたまま

君の形が 僕の形と溶けた


まだ子供みたいな

怯えた不安げな顔は

僕に愛する痛みを

感じさせていた



たったひとつ…

その切なさは

儚いものだとしても

決して

不幸ではないでしょう?

悲しみじゃないでしょう?



星空眺めて 煌めきを数えた

あの空に繋がる 夜の虹の架け橋

君の瞳に浮かぶ 涙の熱さは

星のように 散らばる

いくつもの夢

いくつもの愛




カーテンが揺れる

夏の風に 身を委ねた

柔らかな運命のようで

僕らも そんな気がして



もっとひとつ…

その切なさは

儚いものだとしても

決して

不幸ではないでしょう?

悲しみじゃないでしょう?



失うことが恐ろしいまま

愛することの

弱さと強さの 曖昧さは

誰にもきっと 解りはしない

僕の腕の中で 眠る君を抱いて

守りたいと願う それだけさ


星空眺めて 煌めきを数えた

あの空に繋がる 夜の虹の架け橋

君の瞳に浮かぶ 涙の熱さは

星のように 散らばる

いくつもの 夢

いくつもの 愛



2016/01/13 (Wed)
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