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[191266] 気付けばそこに

詩人:清彦

みんな、なかなかどうして

ひとりぼっちでは

生きていけなさそうだね


僕が空に目を奪われるのは

果てしなく広がる青さが

世界を同じように包み込んでるから?


甘えん坊の猫が

しきりに撫でてとゴロゴロ鳴らす

悲しみも痛みも雨も死も

背負いながら、まるで無いように

愛があって、みんな笑顔



ちゃんと選んでるんだ

最善の選択をちゃんと

知らず知らずのうちにさ



だから僕は責められないよ

君が違う誰かと暮らしても

なんならこの痛みだって

音楽とお酒によく合うね


煙草の煙に生まれ変わって漂う

まるでどうしようもない気持ち

こんなふうに僕らは

わからない未来を

わからないまま受け止めて

ふわふわ、くるくる

気付いたらいつの間にか

そこには

愛があって

みんな笑顔

2016/03/31 (Thu)
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