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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 「oh mylove mesong」への投 票 〜

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[107000] oh mylove mesong

詩人:甘味亭 真朱麻呂


透き通る冬の空をさっきから見ていた
ここはレストラン窓の外の景色が吐く息で白く曇る
右から左へと左から右へと行き交う忙しい車の流れ
頬杖ついて床や壁に目をそらす僕
時々目が合えば恥ずかしそうに照れ笑いしてみせる

カップのコーヒーに角砂糖を落として銀のスプーンでぐるぐるかき混ぜて
もういいのに何度も何度もかき混ぜた
君に言われるまでずっとかき混ぜてた


僕の僕だけのね独り占めできる彼女
君だけには明かしておしえてあげてもいい
僕しか知らない隠し事
秘密めいた想いも
oh mylove mesong

僕のコーヒーはいつの間にか冷めてた
両方の手ですくい上げた幸せにクラクションを鳴らそうか
偶然にキミと逢いそしてだんだんその偶然が運命的なものだと気づくまでの間は
恋をあたためておくための時間さ
なにげなく言い放った心ない言葉でカンタンに傷ついてしまうほど
キミの心は繊細なうえにデリケードで柔い

僕が僕がただキミを好きってだけで
つづいていくあまくて切ない日々はこの先も変わらずつづいていく
お互いにちょうどいい距離をとって
歩調を合わせて無理のない程度に
僕らは、歩いていく
oh mylove mesong
とぎれない永遠の愛の歌
口ずさみながら
今日も、歩いていく
(手をつなぎ心を結び)
ずっと、歩いていく…。

2007/08/10 (Fri)
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