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[112187] きらめけボクよ!

詩人:甘味亭 真朱麻呂


本当の事に気づいた今
ボクがボクらしくいれる瞬間
それは多分少ないはず

「なぜ、生きてるの?」
そう言われた途端
ボクはなにも言えなくなった
本当じゃないお飾りの振る舞いは
本当でいたい自分を隠してしまう
胸の中にしまった悲しさも切なさも
吐き出せることもなく
ボクの中に深く深く沈み込んで積もるほど重くなる錘となる

本当の自分っていったいどんな姿?
それさえも
わからなくなる事はとても悲しい
途切れない人ごみの中で迷いそうになる
そんなボクの手を引いて
静かな場所まで連れてきてくれた
胸の中に隠れた恥ずかしがり屋の本当のボク

きらめけ
ボクよ!
まだやれる筈さ
輝け
ボクよ!

わからない答をうやむやにしないで
いつか知るんだ
光沢をなくした宝石のように華やかさがない瞳をした
自分が鏡に映る
とても悲しい目をしていた
つぅーっと涙を流すボク

ボクが無理のない
ボクでいるために
ボクは新しいボクになる
そのボクはもう
昔のボクじゃない
ボクがボクらしくいれる瞬間をもっともっと感じたい

だから
そのために今
なにをすべきかなにができるのか
考えて考えて考えすぎて夢の中
大切なのは今を生きながらも未来を思い浮かべて想像する事
それだけでも
何か変わるかな

きらめけボクよ!
力の限り生きてやれ
きらめけボクよ!
命の限り生きてやる

終わりのない
見果てぬ夢を追う旅は
明日へと続く。

2007/10/11 (Thu)
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