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[116625] ふたりの約束

詩人:甘味亭 真朱麻呂


やさしげなそのまなざしで僕を見つめ続ける君
その瞳から時おりこぼれ落ちる涙がある
そんなときには迷わず側にいてなぐさめを求めて泣いてしまうその前にその凍えて冷たくなった両手をあたためて握ってあげよう

だれよりも何よりも
尊く大事なものはいつだってあなたという存在で
大切なものは案外思うよりも近くにあるもので見失うわけにはいかないからずっと側にいさせて

君のためにいつも
なにができるかということ考えてる
君にどうやったら
もっと好きになってもらえるのかな
そんな事ばかりが頭を埋めつくして熱く胸を焦がす気持ちはいくつになろうと変わらず本物だよ

変わり続けることがすばらしいとは思わないけれど
変わってしまう時代の流れの中にも変わらないものがきっとあるから
それはもう僕自身分かっていると思うのさ
歳を重ね夢を抱え
その夢を叶えるために今何をすべきか
歩み出すその一歩でどこまで行けるのかも分かりはしない
けれど差し迫る時が満ちてやがて命の砂が落ちきるそれまで
この愛は永遠にも続いていくから
それだけはきっと変わりはしないのさ
それだけはきっときっと永遠の約束さ

その瞬間を閉じこめたい
何気ないやさしさの裏にひそむ悲しみも悟れぬようじゃ君を愛す資格もない
だからこそ見えない部分
君の心の奥にある気持ちがさせるつくり笑いを見逃さないように見ているのさ

ちょっとした仕草のひとつひとつから
感じられる気持ちがもし本当だとしたら
今すぐ君を悲しませる何かに目を向けなくちゃ
だからこそ僕は君にいう『つまらない隠し事はなしにしようと』本当を打ち明けてほしいそしたら僕がその打ち明けられたことをふたりで解決していこう
できないことなど何もない
ふたりで乗り越えられない波はないから
少しずつでもまばゆく輝く明日の兆しが見えたなら

2007/12/10 (Mon)
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