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[118990] 二十歳の頃から

詩人:甘味亭 真朱麻呂


過ぎ去ってしまったことだとあきらめて忘れたほうがいい
この胸をまだ悲しみに染め上げる忘れられないくらいもはや深く刻まれてしまったモノの処置は

悲しみに沈んでいたよ
悲しみに落ち込んでた

そんな僕なのに誰も助けを求められないだから誰も助けはこない涙を拭いて絶望にひとり打ち勝つつよさをなにかへの身勝手なまでの憎しみにかえることですましてた すましてた

愚かな年の頃 二十歳の僕

ずるい僕 大人になれない
子供じみた心を持ちすぎた

どうしようもない 二十歳の僕

この歳になり思い出す 思い出したらなんだか懐かしすぎて情けなくも思えて照れたように 笑う
いま 三十の僕 遠く想いを馳せた 少し親の苦労が身にしみてわかるようになる歳の頃の三十歳

よけいなモノは何もいらない 持たない
この先重くなるしそう先もあるわけじゃないし 死ぬのなんて「あっ」という間でまだまだなんていってる暇もなく力も衰えていくのだから だんだん だんだん
時間の問題さ 次の次くらいでたぶん僕の番だなあなんて悲しくつぶやく 俺
悲しき三十路 三十歳
二十歳の頃から夢みてた三十歳にはなれなかったけどもういいや 程遠い無謀な夢 ずいぶんくだらない理想を追いかけてたななんてあきらめつけるように無理やり笑いたくもないのに笑った この切なさ 誰がわかる
誰がわかってくれるというのか
僕の切なさは僕しかかわからないのに誰が理解して知るというのか それさえわからないのに……
だから誰もわかるはずもない あのころからずっと何も変わらぬ今も永遠の問いのままさ 問いかけ続ける毎日を生きる日々の中さ。

2008/01/14 (Mon)
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