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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 「純な恋」への投 票 〜

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[123044] 純な恋

詩人:甘味亭 真朱麻呂


あきらめそうな僕のことを見ながら
君は少し泣いてた
どうしていつもこんな結末になるの

遠い日々を思い返しながら今まで
どれだけの苦しみを味わえばいい
あの日きみが最後にとくれたキス

僕はまだ心のどこかでまだ上手く片づけられないでいる
このもどかしさに胸の奥は揺らぎ切ない風を吹かしてる

君があの日
小さく笑った
夕暮れの空に映る
僕の愚かさ
過去の罪
すべて含んだ涙を流すように ふたりに戻りたがっていたのはなによりも僕の方だったらしいな

やさしい微笑みを
僕にくれる
正しい答なんか
もういらない

君が側にずっといてくれさえしたら
君の笑顔が 何よりも今欲しいのさ

心の奥で響いてる
君の声
愛はもう 素敵に
きれいに響いてる

些細な言葉の言い合い
君はもう涙しないでは
いられなかっただろう
なのに僕は どうして

空を仰ぎ 風を集め
深く息を吸い込んで
吐き出した言葉には
もう何ひとつ嘘偽りはない 本当の想いさ

気持ちを寄り添わせて
本音で語ろう
不覚にも僕も涙してた
抱きしめてくれるの
それでも こんな僕を

頼りすぎてた
部分も埋め合わす
何もかも全て
過ちも洗い落とす

僕の心の汚れも…
君の涙を
永遠に抱きしめて
忘れないから
ずっと この想いは
いつまでも この胸にしまおう
純な恋の誓いと共に。

2008/03/17 (Mon)
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