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[134523] スリリング的な人生…

詩人:甘味亭 真朱麻呂

危ない橋をわざわざ渡ろう
石橋たたいて確かめなくてもわかりきった世界なら
危ない橋をわざわざ渡って
スリルに自ら飛び込んで楽しむのもおもしろいだろう

不思議もくそもミソもないこの世界なら

綱渡りしちゃおうぜ
綱渡りしちゃおうぜ

それで落っこちてケガしたって火傷したって笑ってやるよ
ばかにされるくらい

前途多難 悠々自適
繰り返しながら
切磋琢磨 五里霧中
いろんな道にぶつかりながら
立て続けに起きる災難にも
占いは当たらないから占いなんだ
簡単に当たったらそれはもう占いじゃなく予言だ
コペルニクスやアインシュタインふくむ
哲学者たちの論理や哲学もひっくり返る
だから地球は常識に支配された世界
人はその常識という丈夫な糸で支配された操り人形
ため息あふれた日常をどこまででもむしばむ厄介な敵だ

思いあまってばく進したって
限りが見えたら悲しくなるだけ
終わりが見えればうつむくだけ

だからとまらず進みゃいいのさ
危険なことでも標識無視してたまには法にふれない程度でいたずら心(ごころ)カミングアウト
表裏一体 まぶたの裏をひっぺがせばいつも現実が僕を苦しめる
…現実の裏の理想
…まばたきの裏
…夢のあとの現実
…夢からさめた世界
二次元世界を繰り返し
その中でいつもめまいを起こすような忙しい毎日をしいられる
自分で選んだこととはいえ
どうせいつか終わりが迎えにくるのになんなんだろう
なんのための時間なんだろう
なんのための苦痛なんだろう
今は… 明日は… 未来は…
なぜ過去の自分はあんなに乗り気になって頑張ってたのか
今でもわからない
今からすればくだらない 操られてたのかどうなのかさえわからない

だから世界に逆らって常識覆す事をしたい なぜかそれだけは忘れちゃいけない そんな気がする。

2008/11/13 (Thu)
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