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[139785] 振り返れば夕暮れ

詩人:甘味亭 真朱麻呂


真っ赤なバラのように情熱をもて
真っ青な空のように大きな心で
真っ黄色なバラのように明るく生きよう

不器用でも悲しみ笑い飛ばして自分につぶやくのだ
今日もおつかれさま
夕暮れが空を赤く染めている
まるでバラのようにきれいに空に咲いている 夕陽の花が染めている

ふいに涙がこぼれる夜も切なさに胸焦がしている今も目をつぶってるうちにまばたきするように過ぎてしまうから大丈夫だ
いつも悲しみのすぐそばで夕陽は笑ってる
だから僕も笑おう
幸せの真ん中で

どうしても悲しみぬぐいきれないときは振り返れば夕暮れが笑っていてくれるから
あたたかい光で僕を照らして
そのあまりのやさしさのせいで瞳の奥からあふれ出す涙
水道管が破裂したみたいに大洪水
たいへんだ
たいへんだ

でもなんだかそんな今がとても幸せ

ぬぐいきれない悲しみとつづいてく日々のむこう側で夕陽が笑ってる
いつもとおなじ退屈な1日でも思うほどイヤじゃないはず
大丈夫だ
大丈夫だ
自分をなぐさめる言葉はへたくそだけど夕陽が心の空白をうめてくれる
心なしか軽くなる足取りで明日へむかうよ
おぼつかないダンス初心者のようにはじめて二足歩行で歩く人みたいに僕は少しずつ少しずつ悲しみにも笑って立ち向かえる力をもつ
自分をなぐさめられるのは自分だ
自分を動かすのも自分だから
自分が自分を育てる
なら僕は不器用で機転がまわらなくても駆け足おそくても素敵な笑顔浮かべられる素直な人になりたい
そう夕暮れにうたった
僕のそんな願いとか誓いを知る由もないだろう
つめたい風がちょっとばかりうざったい世の中にはとけ込めそうにはないな
だけど少しずつ少しずつ自分という人間らしい豊かな表情をもつ旗を打ち立てていく
歩いてきたあかしとしてここにもそこにも咲かせようか
やっぱり振り返れば夕暮れ。

2009/02/11 (Wed)
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